対談 税理士公認会計士 堀義広×インタビュー サッカー解説者 松木安太郎

国際規模での税務と監査経験に基づく
総括的な経営アドバイスをご提供

公認会計士 堀義広事務所の代表堀義広(税理士公認会計士)とサッカー解説の松木安太郎との対談をお送りいたします。

松木

平成20年10月に会計事務所を開設された堀義広事務所さんですが、まずこれまでの経験からお聞かせ下さい。

昭和61年9月に公認会計士試験に合格後、翌月に青山監査法人(プライスウォーターハウス)に入所し約7年間勤務していました。そこでは皆さんも耳にしたことがある有名な大手上場企業や大手外資系会社をクライアントとしており、連結財務諸表監査や株式公開など、多数の企業会計監査業務に従事しておりました。
その中の一つである大手食品会社は海外に工場や支店を多く持っているため監査業務も多岐に渡ることから、30人の監査チームで担当することになり、その現場責任者として働いたことは私にとっても貴重な経験となりました。

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その後、税務業務への関心も高まり平成6年7月にプライスウォーターハウス税務事務所(その後合併し、現在の税理士法人プライスウォーターハウスクパース)に入所致しました。ここでも大手外資系企業(日用品製造販売会社、広告代理店、コンピューター製造販売会社など)を多くクライアントとしており、法人税の確定申告書の作成や国際税務にかかる相談、組織再編にかかる税務相談、外国人の日本所得税の確定申告書作成などに携わっていました。
仕事はとてもハードでしたが、大変やり甲斐があり、約15年の勤務で国際税務のみならず、小さな会社の給与計算、帳簿作成及び申告書作成から大企業の税務相談と様々な経験を積むことができました。

松木

そこから独立へと踏み出されたわけですが、何かきっかけがあったのですか?

前職への愛着もありましたが、もともと独立願望があり漠然とではありますが、50歳前後には自分の事務所を構え、その後キャリアの下地を作りたいと思っていました。
折しも50歳を迎えるまでに子供が生まれたことで、背中を押された形で一歩を踏み出すことになりました。「これから更に頑張らなければ」と(笑)。

松木

子供への愛情は何にも勝る大きな力になりますね。では、こちらの強みとしてはどのようなことが挙げられますか。

堀先生

国内企業のみならず外資系での会計監査法人と税務コンサルタントの両面の幅広い実務経験を持つことから、多角的な視野に基づくキメ細かい提案やサービスをご提供できることが大きな強みであると自負しております。特に海外企業が日本法人や日本支店などを構えて日本で初めてビジネスをスタートする際には当分わからないことが山積みになる訳ですが、税務だけに留まらず、親会社への報告書や会計報告書などのサポートも行うことができます。
このように税務・会計と総括的な経営アドバイスもさせて頂きます。国内外を問わず小規模な会社から気軽にご相談頂けると嬉しいですね。

松木

これまでの幅広い知識や経験が生かされているのですね。現在クライアントはどのくらいいらっしゃるのですか。

売上高が100億円規模の大手企業から数千万の中小企業を含めて会社関係が5社。個人のお客様が2件ございます。

松木

松木さん

独立して約1年ながら順調に歩んでいらっしゃるようですね。
これまでを振り返ってみてはいかがですか?

今まで複数のスタッフで組んで行っていたような業務も今のところすべて一人で行う訳ですから、まずは時間がいくらあっても足りない状況です。税務の仕事は期日が絶対条件となりますので、時間との戦いですね。
しかしながら判断一つで何億円という大きなお金が動くこともありますので、周到な準備を整えて適正な方向をアドバイスできるように努めています。

松木

業界の情報収集などはどのようにされているのですか。

大手税理士法人等ですと毎日様々な情報が入ってきますが、個人事務所となると情報が入りにくくなりがちです。税制は細かい規程まで含めると毎年変わっていきますから、労力を惜しまず自分自身で積極的に情報収集を行なうようにしています。
また、以前勤務していた事務所は同業の仲間やクライアント様とその後もお付き合いをさせて頂いており、情報交換を行っています。

松木

では、クライアント様に対して心掛けておられることはありますか。

「この業界にホームランはなく、コツコツと積み重ねていく仕事だ」とよく言われるのですが、まさにその通りだと実感しています。どのクライアント様に対しても一つ一つの仕事を誠実に対応していくことで信頼を築きながら次へと繋げていくことを大切にしています。

松木

お忙しい毎日だと思いますが、営業時間はどのようになっているのですか。

午前9時半から午後6時まで、土曜、日曜、祝日はお休みですが、クライアント様のご要望があれば時間に関係なく対応させて頂きます。
午前8時半からの海外の親会社との電話会議への依頼を受け同席させて頂いたこともありますし、例え短時間の会議であっても、どのような事態にも適切な判断やアドバイスが行えるように事前に準備を整えて参加するよう心掛けています。

松木

誠実な仕事ぶりが伺えるようですね。では、最後になりましたが、今後の展望をお聞かせ下さい。

これからも多くのクライアント様に喜んで頂けるようなご提案やサポートを行っていきたいと思います。特に、今は小さな会社でも将来への大きな夢や目標に向かって歩んでいけるクライアント様が成長路線を大きく羽ばたいていかれるお手伝いをさせて頂けると嬉しいですね。
そして個人事務所では手に負えないくらい大きく成長し、私が以前勤務していた大手税理士法人にご紹介できたら更に嬉しいですね。

松木

ご活躍と共に日本企業の発展にもご尽力頂くことを期待しています。

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